椎名林檎が教えてくれたこと(2)シド・ヴィシャス

椎名林檎の3枚目のシングル『ここでキスして。』
歌詞の中の
“現代のシド・ヴィシャスに 手錠かけられるのは只あたしだけ”
のシド・ヴィシャスとは、元セックス・ピストルズのメンバーであり、若くしてこの世を去った人物である。
UK の音楽シーンに疎い私は、何となくセックス・ピストルズという名前は聞いことがあったものの、この曲を聴くまでシド・ヴィシャスは知らなかった。

ブレイディみかこ『アナキズム・イン・ザ・UK』の中で、エイミー・ワインハウスについて書いてある箇所で「二一世紀のシド&ナンシー」という表現が出て来るが、ナンシーとは、シドの恋人で、彼が亡くなる数箇月前に何者かによって殺されたナンシー・スパンゲンのことである。
また、この本に度々出て来るジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)は、セックス・ピストルズのリード・シンガーだった人物である。
町田康『テースト・オブ・苦虫』の中には、セックス・ピストルズがパンクと称して傍若無人な言動に及び、それを真似しようと思って、自らもパンクになったという逸話があり、本サイトの「パンク=傍若無人」というコンセプトは、そこから(勝手に)拝借させて頂いた。
話を椎名林檎に戻すと、『ここでキスして。』の MV でも Duesenberg Starplayer II が使われている。

当サイト編集長。 エンジニア、デザイナー、物書き、編集者、アマチュアギタリスト。

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