フェミニズム
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『男女同権』 太宰治
『だめんず・うぉ~か~』の発表以来、ダメな男(だめんず)という言葉は、倉田真由美の専売になったような趣があるが、それより半世紀以上前、ダメな男について書かれた傑作が存在する。それが、太宰治の『男女同権…
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『サヨナラ、学校化社会』 上野千鶴子 太郎次郎社エディタス
マルクス主義フェミニズムの重鎮、上野千鶴子の著作。近代に出現した学校というものが、国家に従順な国民をつくるための装置であると説いている。そして、学歴による社会階層の振り分けと再生産が、「がんばれば上に…