川谷絵音
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『PEAK TIME』 礼賛
ラランドのサーヤが作詞作曲とボーカルを担当する川谷絵音案件のバンド。川谷絵音と休日課長もプレイヤーとして参加している。このバンドはどこか尖った感じがしたのだが、ここへ来て吹っ切れた感じがするのだ。何か…
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『インディゴラブストーリー』 indigo la End
indigo la End の Indigo Love Story 。藍色のラブストーリーとは、何だろうか?特徴的なギターのカッティングは、例えば Nile Rodgers のファンクな感じとも違いア…
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『マルカ』 ゲスの極み乙女
ゲスの極み乙女の文人なんだけどストリート系にも一目置かれる感じと、お洒落なんだけど硬派な感じが出ているこの作品。後半のラップも良い。と同時に、少し悩んでいるのかなという感じもする歌詞。“空前の不幸せブ…
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『チューリップ』 indigo la End
赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」で、白いチューリップの花言葉は「失われた愛」だとか。またしても、別れの歌である。この曲の中で気になったのは、“散文的な変わり目”というフレーズである。「散文的」を…
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『ドーパミン』 ゲスの極み乙女
幸せとは何だろうか?脳内革命やオウム真理教の神秘体験のように、物質が脳に作用しているだけのことなのだろうか?セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンは、神経伝達物質である。日…
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『点と線 feat. さとうもか』 美的計画
川谷絵音のもう一つのプロジェクト「美的計画」。こちらは、様々な歌い手が川谷絵音の作る曲を歌うものである。その中の一曲『点と線』は、テレビ朝日の番組「あざとくて何が悪いの?」内の連ドラ「君があざとくて何…
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『ジェニースター』 ジェニーハイ
“youtuber の勝者少数派”本当にそうだ。インターネットが自由でフラットな社会をもたらしたかと言えば、そういう面もあるかもしれないが、当初の牧歌的で楽観的な予測を信じる人はもういない。そこに出現…
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『想いきり』 indigo la End
「私が何人目なの?」で始まるこの曲。ずいぶんモテるんだな。私が気になったのは、“等価交換なんて 火遊びの延長でしょ許す愛し方 知らないんでしょ”の箇所である。それは、そうだ。Win – W…
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『YDY』 ゲスの極み乙女
ゲスの極み乙女の新たな一面を印象づける曲である。「YDY」が何を意味するのか(何かの頭文字)は、曲を聴いていただくとして、お茶目なだけではない何かを感じさせる仕上がりになっている。恋の終わりの焦燥感と…
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『イキツクシ』 DADARAY
こちらも川谷絵音プロデュースのバンド、DADARAY。ゲスの極み乙女。の休日課長と REIS、えつこの3人編成である。何だかおしゃれな大人の音楽、な感じがするが、大人の恋愛を歌っているだけでなく、何と…
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『強がりと弱虫』 ジェニーハイ
以前BSスカパー!で放送されていた「BAZOOKA!!!」の中で結成されたバンド「ジェニーハイ」。いわゆる企画ものなのだが、これがなかなか良いのである。小難しくなりがちな新垣隆氏のピアノ奏法を、技巧は…
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『天使にキスを』 indigo la End
川谷絵音は、グノーシスだろうか? マニ教だろうか?どちらでもいいのだが、「神が世界を作ったならなぜ悪が存在するのか」問題に心を悩ませたことがない人には、このような曲は作れないだろう。ラブソング、しかも…