音楽

  • 【思想家の窓辺】10

    最近、日本のジャズ喫茶をカメラにおさめた写真集が海外で人気を博しているらしい。版元はドイツの出版社で、写真を撮ったのは日本に二十年ほど住んでいた北アイルランド人の写真家。今では65ヶ国以上で発売されて…

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  • 『 L’amour fou 』 Indochine

    ” L’amour fou ” 直訳すれば「狂ったような愛」。ベタベタなラブソングである。伝統的な価値観は薄れ、それに代わる規範を見つけられずにいる現代社会、陰謀が…

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  • 『ドビッシャー男』 エレファントカシマシ

    「ドビッシャー男」は、造語らしい。意味はわからないが、「珍奇男」や「花男」、「待つ男」などの「男」の系譜に属する。エレファントカシマシが意識的に売れる路線に転向して、実際に売れたアルバム『ココロに花を…

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  • 『見せかけのラブソング』 indigo la End

    本当はもうそんなに好きじゃなくなったら、どうするか?indigo la End の『見せかけのラブソング』は、確かに別れを切り出される側の視点から書かれている歌詞なのだが、飛び立とうとする側の気持ちが…

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  • 『SOLITUDE』 中森明菜

    湯川れい子作詞、タケカワユキヒデ作曲による本作。“25階の非常口で風に吹かれて爪を切る”というのがどういう状況なのか正確にはわからないが、当時の大人たちである制作陣から見た中森明菜のイメージが投影され…

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  • 『Harder,Better,Faster,Stronger』 Daft Punk

    日本の有名 YouTuber ヒカキンが黎明期に BeatBox を披露したことでも知られる Daft Punk の “Harder,Better,Faster,Stronger&#822…

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  • 『悲しみの果て』 エレファントカシマシ

    PONY CANYON 移籍後、初めて発表された曲がこの『悲しみの果て』である。曲はシンプルであり、そのメッセージは真っ直ぐだ。 “悲しみの果てに 何があるかなんて 俺は知らない 見たこともない”今ま…

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  • 『Funky Night』 ゲスの極み乙女

    “ If only youまた踊り出すようならあの BPM で”ということは、今は踊っていないのだろうか?“踊り方忘れたよ酔い心地でまた教えてよ”頼住光子著『さとりと日本人』によると、現世の栄華の頂点…

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  • 『そんな事より気になるの』 タブレット純

    ムード歌謡研究家、マヒナスターズのメンバー、ソロ歌手、芸人と姿を変えてきたタブレット純。この曲自体は、もう十年近く前のものになるが、タブレット純自身に近年再ブレイクの兆しがある。“ブラウン管のあの人は…

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  • 【思想家の窓辺】4

    お好み焼き用のキャベツを刻むのに合う曲と合わない曲があるのは明白であった。先日友人宅で行われたタコ焼きパーティーにおいて毎年一度顔を合わすS氏と久々に音楽談義を交わした。 かつて日払いのバイト代を持っ…

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  • 『Auteuil Neuilly Passy』 Les Inconnus

    Auteuil、Neuilly、Passy と言えば、パリ近郊の高級住宅街である。これは、その生活のパロディである。” Hubert Valéry Patrick Stanislas du…

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  • 『東京の空』 エレファントカシマシ

    EPIC SONY 時代最後のアルバム『東京の空』に収録されている表題曲『東京の空』。この頃の宮本浩次は、蓬髪にワイシャツ姿という現在のスタイルが確立されつつある。楽曲も、何かが生まれそうな予感がある…

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