「花より男子だんご」略して花男はなだんではない。「はなおとこ」と読み、エレファントカシマシのデビューアルバムに収録されていた一曲である。“きさまに言うこと何もない 聞きたいことも何もない 俺は口もと笑いうかべて きさまを […]
『夢見る少女じゃいられない』 相川七瀬
織田哲郎作詞作曲によるこの曲。90年代に青春を過ごした世代にとっては、もはや懐メロであるが、今でも色あせていない。以前、indigo la End の『チューリップ』について書いた時に、あの曲は、お花畑を揶揄している感じ […]
『The Beginning of the End』 Damian Hamada’s Creatures
聖飢魔Ⅱの創始者であり、「蠟人形の館」など初期の代表作の作者であり、メジャーデビュー前に脱退したダミアン浜田。彼が、世を忍ぶ仮の姿での35年間にわたる教員生活を経て音楽の世界に戻って来た。当時は地獄の皇太子だったのが、王 […]
『Nos célébrations』 Indochine
2020年に発表されたシングル ” Nos célébrations ” 。Indochine は完全に復活を果たしたようである。” J’étais parti avant Tout […]
『珍奇男』 エレファントカシマシ
アルバム『浮世の夢』に収録されている『珍奇男』。初期の作品である。残念ながら、CD では現在絶版になっているようだ。“わたくしは珍奇男誰にも後ろ指さされずここまで苦労重ねて来た”わざわざ奇をてらっているのではない。真面目 […]
『チューリップ』 indigo la End
赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」で、白いチューリップの花言葉は「失われた愛」だとか。またしても、別れの歌である。この曲の中で気になったのは、“散文的な変わり目”というフレーズである。「散文的」を国語辞典で調べると、 […]
『Isabelle a les yeux bleus』 Les Inconnus
1980年代から90年代にかけて活躍したフランスのお笑いトリオ Les Inconnus 。その後は、契約絡みの裁判などで、消えたり復活したりゴタゴタしているようだが、当時は、本業のミュージシャンたちを差し置いてヒットチ […]
椎名林檎と SR400
椎名林檎の新曲『私は猫の目/さらば純情』の MV に登場するバイクは、ヤマハ SR400。SR400 は、残念ながら2021年で生産が終了してしまったが、椎名林檎と同じ1978年生まれである。クラシック風のバイクではなく […]
『ドーパミン』 ゲスの極み乙女
幸せとは何だろうか?脳内革命やオウム真理教の神秘体験のように、物質が脳に作用しているだけのことなのだろうか?セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンは、神経伝達物質である。日本における精神世界、 […]
『男道コーチ屋稼業』 ロマンポルシェ。
実存の意味での三島由紀夫の後継者は、見沢知廉→雨宮処凛だと思うのだが、カリカチュアされた男らしさという意味での後継者は、ロマンポルシェ。だと思う。“茶髪ピアスの極細眉毛”には、時代を感じてしまうが、彼らの芸風は全くブレて […]
『ART OF LIFE』 X JAPAN
一曲が30分近くする大作。前回、大江健三郎の『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』について書いたとき、この表題に最も答えようとしていると思われる中篇『父よ、あなたはどこへ行くのか?』には触れなかった。「われらの狂気を生き […]
『点と線 feat. さとうもか』 美的計画
川谷絵音のもう一つのプロジェクト「美的計画」。こちらは、様々な歌い手が川谷絵音の作る曲を歌うものである。その中の一曲『点と線』は、テレビ朝日の番組「あざとくて何が悪いの?」内の連ドラ「君があざとくて何が悪いの?~僕らの恋 […]