一時期、ゲスの極み乙女。の動画を見ていると、広告が流れて来たので無視していたのだが、ある日、根負けして遂に見てしまったのが、この曲。
結論から言うと、これがなかなかのクオリティなのである。
音作り的に、何がどうそれっぽいのかというのは、評者の力量では上手く説明できないのであるが、これだけよく特徴を捉えたパロディを作れるというのは、犬も食わねぇよ。が、それだけ高い作曲能力を持っていることの証である。
ゲスの極み乙女。ファンたちの反応も概ね好意的なようである。
歌詞も絶妙に本家の裏をかいていて、良く出来ている。
“曖昧すぎる関係も 取り立てて気にしなかった”
それは、確かにロマンスが足りてない。
“ロマンスがもう足りないみたい 禁断の果実に手を出した”“遂に目を醒ます”
これは、エデンの園からの追放を歌っているのですね。人間ほどゲスな生き物もこの世に存在しないですからね。
犬も食わねぇよ。の今後も気になるところである。オリジナル曲で勝負するのか? 解散するのか? 今年いっぱい、要注目である。
追記:2022年1月、犬も食わねぇよ。の解散が発表された。ただ、メンバーはそれぞれ作曲家などとして活動していくらしいし、YouTube のほうは、イヌクワチャンネルとして継続していくとのことだ。
因みに、本家はこちら。