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『Isabelle a les yeux bleus』 Les Inconnus
1980年代から90年代にかけて活躍したフランスのお笑いトリオ Les Inconnus 。その後は、契約絡みの裁判などで、消えたり復活したりゴタゴタしているようだが、当時は、本業のミュージシャンたち…
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『私の嫌いな10の言葉』 中島義道 新潮文庫、新潮社
本棚を整理していて出て来た書物『私の嫌いな10の言葉』。久しぶりに読み返してみて、確かに中島義道の毒舌が冴えわたっていた時代があったなと思い返した。そして、最初の嫌いな言葉「相手の気持ちを考えろよ!」…
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椎名林檎と SR400
椎名林檎の新曲『私は猫の目/さらば純情』の MV に登場するバイクは、ヤマハ SR400。SR400 は、残念ながら2021年で生産が終了してしまったが、椎名林檎と同じ1978年生まれである。クラシッ…
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『母性のディストピア』 宇野常寛 早川書房
これは、批評家宇野常寛が戦後アニメと日本社会について論じたもので、2017年に集英社より刊行されたものを2019年に早川書房が文庫本、電子書籍にしたものであり、文庫本化の際に加筆訂正がされているとのこ…
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『ドーパミン』 ゲスの極み乙女
幸せとは何だろうか?脳内革命やオウム真理教の神秘体験のように、物質が脳に作用しているだけのことなのだろうか?セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンは、神経伝達物質である。日…
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『論理学をつくる』 戸田山和久 名古屋大学出版会
日本語で読める哲学系の論理学の教科書。この本から論理学を始めても理解できるように書いてある。本書は、論理とは何か、論理学は何をするのかという問いから始まり、論理学の2つの主な方法論であるセマンティクス…
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『男道コーチ屋稼業』 ロマンポルシェ。
実存の意味での三島由紀夫の後継者は、見沢知廉→雨宮処凛だと思うのだが、カリカチュアされた男らしさという意味での後継者は、ロマンポルシェ。だと思う。“茶髪ピアスの極細眉毛”には、時代を感じてしまうが、彼…
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『ピアノソロ/弾き語り 宇多田ヒカル Selection for Piano』 ヤマハミュージックメディア
宇多田ヒカルのデビュー曲からアルバム Fantôme の曲まで、代表曲をバランスよくセレクトしている。表紙に書いてあるとおり、レベルは中級とみて良いだろう。ピアノソロであるが、”First…
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『ART OF LIFE』 X JAPAN
一曲が30分近くする大作。前回、大江健三郎の『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』について書いたとき、この表題に最も答えようとしていると思われる中篇『父よ、あなたはどこへ行くのか?』には触れなかった。…
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『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』 大江健三郎 新潮文庫、新潮社
三つの短篇と二つの中篇からなる作品群。夏目漱石は『現代日本の開化』で、外発的な開化の影響を受ける日本人は「空虚の感」がなければならないと言ったが、原爆を落とされてアメリカに追従しなければならない戦後日…
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『点と線 feat. さとうもか』 美的計画
川谷絵音のもう一つのプロジェクト「美的計画」。こちらは、様々な歌い手が川谷絵音の作る曲を歌うものである。その中の一曲『点と線』は、テレビ朝日の番組「あざとくて何が悪いの?」内の連ドラ「君があざとくて何…
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『はじめて学ぶ金融論[第2版]』 建部正義 大月書店
奇書である。著者の建部正義はマルクス経済学の立場から金融論を研究していると明言しているし、版元は大月書店というバリバリの(?)左翼系出版社である。そういう意味では、金融論の教科書としては異端だと言える…
