音楽

  • 『雫に恋して』 indigo la End

    『忘れて花束』をカップリング曲とした『雫に恋して』。MV も対になっている。インディーズバンドでボーカルを務める川谷絵音、そのマネージャー的なことをやっていると思われる恋人。青春そのものな MV と相…

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  • 『CRAZY GONNA CRAZY』 TRF

    1990年代に一世を風靡した小室サウンド。当時の小室哲哉は、既に40歳前後なのだが、若者文化を研究して、主要なオーディエンスである彼らに届く曲を作っていたとも言われる。“真面目な自分は茶化しちゃう自分…

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  • 『桜流し』 宇多田ヒカル

    “開いたばかりの花が散るのを 「今年も早いね」と 残念そうに見ていたあなたは とてもきれいだった”で始まるこの曲。生老病死、万物の流転を歌った曲ではなかろうか。生まれては消え、消えては生まれる。新しい…

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  • 『忘れて花束』 indigo la End

    この曲では、対をなす二人の想いが鏡を隔てたように対峙している。この想いは触れ合うことがないのか?「水面を弾いた」、「透明を隔て」、「窓に映る気持ち」と、反射のメタファーで、同じ想いを抱えながら互いに踏…

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  • 『恋しさとせつなさと心強さと』 篠原涼子 with t.komuro

    小室哲哉作詞・作曲の本作品。評者が気になった語句は、“やりかけの青春”である。やりかけの青春をやり直したいのかというと、そうでもないらしいのである。“永遠を夢見ていたあの日を今 もう2度とくりかえさず…

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  • 『さよならベル』 indigo la End

    別れの歌と言えば、別れの歌であるが、始まる前に自分から逃げてしまうのである。“「喉が渇いたの。」って言いながら涙を流す君を そっと抱きしめられなかったことを思い出す”なぜ愛を受け止められないのだろうか…

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  • 『I’m proud』 華原朋美

    曲のタイトルは、『I’m proud』。日本語に訳せば、「私は誇りに思ってる」。では、何を誇りに思っているのか?“さまよったって愛すること誇れる誰かに 会えなさそうで会えそな気がしてたから…

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  • 『真夏の通り雨』 宇多田ヒカル

    『誰かの願いが叶うころ』が、宇多田ヒカルが女であることを認識させた曲ならば、『真夏の通り雨』は、彼女が母であることを認識させる曲である。“揺れる若葉に手を伸ばし”とは、新しく生まれてきた世代のことを指…

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  • 『瞳に映らない』 indigo la End

    波瑠の出演するMVでおなじみのこの曲。indigo la End は、どこを切っても indigo la End であることを感じさせてくれる。このMVでも、川谷絵音は女の子に追いかけられる側である。…

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  • 『My Revolution』 渡辺美里

    小室哲哉プロデュースと言えば、女性シンガーが多いというのは確かである。渡辺美里の『My Revolution』は、小室哲哉作曲であるが、作詞は、川村真澄という人である。それでも、後の小室哲哉が作詞まで…

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  • 『誰かの願いが叶うころ』 宇多田ヒカル

    デビューした時は、自分の持っているテクニックをすべて使って歌わなくては気が済まない子供が出て来たなと思った宇多田ヒカル。そんな宇多田ヒカルがいつの間にか、女であることを認識させたのが、この曲である。“…

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  • 『藍色好きさ』 indigo la End

    ゲスの極み乙女。の川谷絵音がやっているもう一つのバンドと言ったほうが通りは良いかもしれないが、実はこちらのほうが先に結成されている indigo la End。アルバム『藍色ミュージック』に収録されて…

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