音楽

  • 『キカイノカラダ』 犬式

    犬式の新曲『キカイノカラダ』。リズムとビートに乗せて届くのは、ツッコミどころ満載の言葉たちだ。しかし、これも計算ずくなのかもしれない。リフレインは、“人間誰もが望むそんなFuture全然誰かに託す気は…

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  • 『SWEET 19 BLUES』 安室奈美恵

    小室哲哉プロデュースの安室奈美恵の曲の中でも、セールス的には、実はそれほどでもなかったシングル『SWEET 19 BLUES』。“いちばんとりえが何か 教えてあげなきゃならない あの子やあいつ”“昨日…

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  • 『想いきり』 indigo la End

    「私が何人目なの?」で始まるこの曲。ずいぶんモテるんだな。私が気になったのは、“等価交換なんて 火遊びの延長でしょ許す愛し方 知らないんでしょ”の箇所である。それは、そうだ。Win – W…

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  • 『TIME ZONE』 男闘呼組

    しつこいかもしれないが、男闘呼組推しなので、もう一曲紹介させていただこう。『TIME ZONE』は、男闘呼組にとって、3枚目のシングル。1989年の紅白歌合戦にも、この曲で出場している。“こみ上げてく…

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    「不良とは、優しさの事ではないかしら。」

    「不良とは、優しさの事ではないかしら。」これは、太宰治『斜陽』の中の言葉である。この言葉から受け取る印象は、様々であって当然である。曰く、「昔ヤンチャしてたことを自慢をする大人は痛い」とか「不良が更生…

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  • 『Looking For You』 小室みつ子

    TM NETWORK にも歌詞を提供していたことで知られる小室みつ子。シンガー・ソング・ライターとしても活躍しており、「Looking For You」は、アルバム「WISH」に収録されていた。このア…

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  • 『YDY』 ゲスの極み乙女

    ゲスの極み乙女の新たな一面を印象づける曲である。「YDY」が何を意味するのか(何かの頭文字)は、曲を聴いていただくとして、お茶目なだけではない何かを感じさせる仕上がりになっている。恋の終わりの焦燥感と…

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  • 『Synchronized ~シンクロ~』 フェアリーズ

    歌も良かったし、本人たちの潜在能力も高かったのに、段々とメンバーが脱退して、事実上消滅してしまったアイドルグループ、フェアリーズ。デビューが早すぎたのか、プロデュースが迷走したのか、社長の経歴がTV局…

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  • 『白線の内側に下がってお祈りください』 汝、我が民に非ズ

    町田康がボーカルと作詞を務めるバンドによるこの曲。題名は、『白線の内側に下がってお祈りください』。このフレーズで思い出したのは、ブレイディみかこ著『アナキズム・イン・ザ・UK』の中の“そもそも信ずるこ…

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  • 『イキツクシ』 DADARAY

    こちらも川谷絵音プロデュースのバンド、DADARAY。ゲスの極み乙女。の休日課長と REIS、えつこの3人編成である。何だかおしゃれな大人の音楽、な感じがするが、大人の恋愛を歌っているだけでなく、何と…

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  • 『秋』 男闘呼組

    男闘呼組も金太郎飴のように、どこから切っても男闘呼組である。手を変え品を変え、同じ主題を歌っている。『秋』も自分の夢のために愛を手ばなす男の歌である。“JUST SAY GOOD-BYE WITH O…

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  • 椎名林檎が教えてくれたこと(4)Gretsch

    今回も、『丸の内サディスティック』からである。“そしたらベンジー あたしをグレッチでぶってー”のグレッチ(Gretsch)は、アメリカのギターメーカー。ベンジーは元 BLANKEY JET CITY …

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