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『Mon mec à moi』 Patricia Kaas
Patricia Kaas による1988年のシングル。当時としてもノスタルジックな曲調であるが、書下ろしである。” Mon mec ” は「私の男」、” mec …
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『松岡正剛の国語力 ―なぜ松岡の文章は試験によくでるのかー』 松岡正剛+イシス編集学校 東京書籍
昨年8月に亡くなった松岡正剛の最晩年の本の一つ。本人が執筆しているのは、ほんの一部で、ほとんどを彼のお弟子たちが編纂している。ここに収録されている実際の入試問題には、難問・奇問の類はほとんどなく、素直…
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『奴隷天国』 エレファントカシマシ
おそらくエレファントカシマシが一番売れなかった頃の歌。レコード会社との契約的にも、このまま売れないとそろそろヤバいのではという雰囲気が漂ってきた時期だったと思う。発売は1993年であり、日本のバブル経…
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男はなぜモテ自慢をするのか
あまりにも有名なフランス映画『男と女』( Un homme et une femme )。ジャン=ルイはアンヌとのドライブ中、どういう仕事をしているのかとアンヌに聞かれて、ジゴロのようなことをしている…
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『インディゴラブストーリー』 indigo la End
indigo la End の Indigo Love Story 。藍色のラブストーリーとは、何だろうか?特徴的なギターのカッティングは、例えば Nile Rodgers のファンクな感じとも違いア…
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『グノーシス主義の思想――〈父〉というフィクション』 大田俊寛 春秋社
グノーシス主義は、一般にキリスト教の異端として知られる思想である。二~三世紀に最盛期を迎え、その後急速に衰退した。マニ教やマンダ教をグノーシス主義の一種と見なすかについては、研究者の間でも見解が分かれ…
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『Jump to the Breeze』 倖田來未 with 小室哲哉
2023年に中国で先行して発表されていたという本作。2024年に日本でリリースされ、昔からの小室ファンの間で話題になっているらしい。往年の小室サウンドが戻ってきたという声もあるが、もちろん当時の音楽そ…
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「教育なんか刷り込みだ」は極左思想である
故石原慎太郎が東京都知事だった時、「石原知事と議論する会」というものがあった。その要約は、都の Web サイトにアップされているので、インターネットで検索すれば見つけられると思う。その第1回目の会には…
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『Mirador』 Johnny Hallyday
Johnny Hallyday ――2017年に74歳で亡くなったフランスの大御所芸能人。フランス版エルヴィス・プレスリーと形容されることもあり、大いに影響を受けているのは確かなのだが、一筋縄では行か…
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『議席配分の数理―選挙制度に潜む 200 年の数学―』 一森哲男 近代科学社
日本では、2016年の法改正により、衆議院議員選挙における小選挙区の都道府県への配分および比例ブロックの定数配分をアダムズ方式により行うことが決まった。これは、国勢調査で判明した人口を基に各都道府県や…
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『あきれて物も言えない』 RC SUCCESSION
この曲に出会ったのは、実際にあきれて物も言えない出来事があって、インターネットで「あきれて物も言えない」と検索した時だったと思う。一般的に言って、その時の気持ちをインターネット検索したところで何にもな…
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『WordPress のツボとコツがゼッタイにわかる本[第2版]』 中田亨 秀和システム
ブロックテーマが導入されてから、WordPress におけるテーマのカスタマイズは、格段に楽になった。functions.php などにあれこれ書いていた時代を知っている人にとっては、感慨深いものがあ…