イギリス人監督アレックス・コックスの映画『シド・アンド・ナンシー』。映画の冒頭、シドとジョニーがロールス・ロイスを壊した後、画面に映るのは3代目ホンダ・シビックである。シド・ヴィシャスが死亡したのが1979年、3代目シビ […]
『TIME ZONE』 男闘呼組
しつこいかもしれないが、男闘呼組推しなので、もう一曲紹介させていただこう。『TIME ZONE』は、男闘呼組にとって、3枚目のシングル。1989年の紅白歌合戦にも、この曲で出場している。“こみ上げてく 別れの涙俺のシャツ […]
「不良とは、優しさの事ではないかしら。」
「不良とは、優しさの事ではないかしら。」これは、太宰治『斜陽』の中の言葉である。この言葉から受け取る印象は、様々であって当然である。曰く、「昔ヤンチャしてたことを自慢をする大人は痛い」とか「不良が更生したら褒められるのに […]
『Looking For You』 小室みつ子
TM NETWORK にも歌詞を提供していたことで知られる小室みつ子。シンガー・ソング・ライターとしても活躍しており、「Looking For You」は、アルバム「WISH」に収録されていた。このアルバムは、現在、廃盤 […]
フランス映画と車たち(2)マトラ
ロベール・アンリコ監督の『冒険者たち』(Les Aventuriers)。自家製のエンジンで革命を起こそうとしているローランが、テストコースで自分のマシンをテストするシーン。いかにも駄目そうな彼のマシンを走らせる前、オー […]
『YDY』 ゲスの極み乙女
ゲスの極み乙女の新たな一面を印象づける曲である。「YDY」が何を意味するのか(何かの頭文字)は、曲を聴いていただくとして、お茶目なだけではない何かを感じさせる仕上がりになっている。恋の終わりの焦燥感と諦めを歌っているとい […]
『Money creation in the modern economy』 Bank of England
お金はどこから来るのか、というのは素朴な疑問であるが、その答えに関しては、モヤモヤした感じを持っている人も多いのではないだろうか?以前から気になっていた、イギリスの中央銀行による記事を、この際じっくりと読んでみた。それに […]
『Synchronized ~シンクロ~』 フェアリーズ
歌も良かったし、本人たちの潜在能力も高かったのに、段々とメンバーが脱退して、事実上消滅してしまったアイドルグループ、フェアリーズ。デビューが早すぎたのか、プロデュースが迷走したのか、社長の経歴がTV局のコンプラ的にアウト […]
フランス映画と車たち(1) フォード・マスタング
クロード・ルルーシュ監督の『男と女』(1966年)。この映画には、様々な車が出て来るが、主人公のジャン=ルイが子供の送り迎えに使っているのは、フランス車ではなくアメ車のフォード・マスタングである。これは、赤いオープンカー […]
『白線の内側に下がってお祈りください』 汝、我が民に非ズ
町田康がボーカルと作詞を務めるバンドによるこの曲。題名は、『白線の内側に下がってお祈りください』。このフレーズで思い出したのは、ブレイディみかこ著『アナキズム・イン・ザ・UK』の中の“そもそも信ずることや愛することに危険 […]
『写真のことが全部わかる本』 中原一雄 インプレス
一眼レフカメラやミラーレスカメラを買った人が、本格的に使いこなしてみようかと思った時に、最初に読むのに適した本である。分厚いカメラの取扱説明書を見ると、これを全部理解するのは到底無理だと思ってしまうのも仕方ないが、本書を […]
『イキツクシ』 DADARAY
こちらも川谷絵音プロデュースのバンド、DADARAY。ゲスの極み乙女。の休日課長と REIS、えつこの3人編成である。何だかおしゃれな大人の音楽、な感じがするが、大人の恋愛を歌っているだけでなく、何と言うか、自我が揺れて […]